神奈川県店舗デザイン【オーダーメイドリングショップ】

アトリエ renri
横浜 馬車道の隠れ家のようなアトリエ

ジュエリーデザイナーと指輪職人のご夫婦が営まれている、横浜・馬車道にある 手作り結婚指輪のアトリエです。

オーナー様が自らセレクトした玄関ドアを開けると、白い壁に黒縁がアクセントの大きな窓が目に入ります。

白い壁はクロス貼りではなく、雰囲気を出すためにあえて塗装で仕上げました。

これはウッドクラフトのこだわりのひとつです。

ウッドクラフトとの出会い

実はウッドクラフトとrenriさんとの出会いは実はネットでの見積もり比較サイトでした。

何社かと比較していただいて、最終的に「施工事例や、打ち合わせで言葉にできないニュアンスが伝わったのがウッドクラフトさんでした。」とおっしゃっていただけたのが嬉しく思います。

アトリエに対する想い

結婚指輪のお店、というとキラキラした華やかな店内を想像しますが、こちらのアトリエはひと味違います。

「男性の方でも気軽に入れるような、カフェのような雰囲気にしたかった。」

というオーナー様の想い通りに、ウッドクラフトが設計した白を基調としたシンプルな造りの店内に、オーナー様が自ら選んだ建具やアンティークの家具が溶け込み、グリーンと看板猫ちゃんたちが良いアクセントになっています。

お店作りのこだわり

元々は中華料理屋さんだったこちらの店舗、厨房スペースと飲食スペースの仕切りにカウンターがあり、アトリエにするには少し特殊な間取りでした。

ウッドクラフトではその間取りを活かした造りをご提案し、カウンターの仕切りはそのまま残し、さらにガラスをはめ込み厨房側を独立した空間にして指輪の工房としました。

ガラスで仕切られていることで職人さんは集中して作業ができ、お客様もガラスの外からその様子が見られるようになっています。

renriという名前に込められた想い

renriというアトリエの名前は「比翼連理」という四字熟語からきています。

比翼連理とは、雌雄それぞれが目が一つ、翼が一つのため常に二羽一体となって飛ぶ比翼の鳥と、二つの木の枝がつながって一つの木になって育っていく連理の枝のことで、仲の良い夫婦のたとえです。

指輪を作りに来られる夫婦の方々にもそうであってほしいという願いをこめて、お店のロゴも連理の枝がイメージされています。

オーナー様の穏やかで芯がある雰囲気がそのままかたちになったようなアトリエなので、内装に使う色味は最小限に、使用する材料もシンプルなものにするようにデザインをしていきました。

きっとここから何組もの夫婦が比翼の鳥となって羽ばたいていくことでしょう。